こんにちは、りえです!
今回は、「ジャパンブロックチェーンカンファレンス2019」のレポートをしていきたいと思います。
そして、まだまだブロックチェーンについての知識が少ないながらも、得られることは沢山あったんです♪
「仮想通貨気になるけどよくわからなくて」
「ブロックチェーンイベントって一体何?」
こんな疑問に応えられるような初心者向けの、わかりやすい記事にしていきたいと思います。
ジャパンブロックチェーンカンファレンスとは
まず、「ジャパンプロックチェーンカンファレンス」というイベント自体を知らない方が大多数だと思いますので、説明していきますね。
そもそもブロックチェーンって?
普段テレビを見ていても、街中を歩いていても、「ブロックチェーン」って言葉を耳にすることなんてないですよね。
私も1番最初にこの言葉を聞いたときは、さっぱり理解できず。
でも、「ビットコイン」は「ブロックチェーンという技術」により、できたものなんだよ。
って言われるちょっと興味が湧いてきませんか?
ビットコインはブロックチェーン技術に基づいて作られた
ブロックチェーンという言葉は、現在は一般的に聞く言葉ではありませんが「インターネット」のように技術そのものを指す言葉になります。
その技術の特性は以下の3つ
履歴が残る
誰でも見れる(監視が可能)
改ざんができない
この特性に「決済」というサービスを掛け合わせてできたものが、私たちがよく耳にする「ビットコイン」になるんです。
今から30年以上前、インターネットという技術が誕生しました。
当時はまだ有名ではなかったかもしれませんが、「コンピューター」・「ガラケー」などといったインターネット技術を用いた商品が普及すると共に、その名は世間へと浸透していったのです。
現在、様々な企業がこの「ブロックチェーン技術」に独自のサービスを掛け合わせた商品を売り出し中!
今でこそ「ブロックチェーン」という言葉は一般的ではないかもしれませんが、これからはインターネットのように世間に浸透し、様々な応用が期待されているんです。
アジア最大級のブロックチェーンエキスポ
そして、ジャパンプロックチェーンカンファレンスとは、
「ブロックチェーン技術」を使った商品を売り出す企業が出典する、アジア最大級のエキスポ
のようなものなんです。
ただ、私がこの場に行き受けた印象はエキスポにしてみると
「とにかく関係者が多い(一般のお客様が少ない)」
世界各国から、多くの技術者・関係者が集まることで「情報交換の場」としてうまく活用されていると感じました。
ブロックチェーンカンファレンス公式ページに、次のような紹介文があります。
本カンファレンスは、ますます勢いを増すブロックチェーン技術の未来を担う国内外の有力企業・団体が一堂に会し、相互に情報交換、切磋琢磨しながら、ブロックチェーンの啓発を行い、ブロックチェーン適用領域の拡大を目指します。世界のブロックチェーン企業・団体と連携し、情報を国内外配信するほか、本カンファレンスで培われた技術と経験と得られた情報を、日本から世界へと向けて発信する「場」を提供します。
情報交換を行い、切磋琢磨していく場を設けることで、ブロックチェーン技術をどんどん普及させていこう!という意味合いが強いのですね。
今はまだ普及拡大の段階で関係者が多いイベントではありますが、今後「ブロックチェーン」という言葉が浸透していくのに従い、どんどん一般の来場者も増えていくことでしょう。
皆が使ってるLINEからも!著名な方々が今後の展望について語りました
エキスポの醍醐味と言えば、ステージ上で行われるパフォーマンスや演説ですよね!
もちろんブロックチェーンカンファレンスでもステージA・Bという2つの舞台が設けられ、沢山の有名人が次々に登壇し、今後の展望や計画について語りました。
ここでは、その中でも特に気になったお二方について紹介していきます♪
ビットコイン財団会長/ブロックピアーズさん
まず、仮想通貨について勉強を始めたばかりの私でも知っていた超有名人。
ビットコイン財団会長、ブロックピアーズさん!
彼について調べてみると、
- 元ディズニー映画の子役でありながら10代でWEB動画制作会社立ち上げ
- 仮想通貨の創業支援
- 仮想通貨番付トップ10入り
- 資産○○兆円
仮想通貨業界にいる方で、ピアーズ氏を知らない人なんていないのでしょうね。
彼の話は、
「これまでの仮想通貨業界のマイナス点には一丸となって立ち向かい、ケリをつけましょう。そして、より良い方向へ仮想通貨業界を改善していきましょう。」
というものでした。
マイナスの点とは、数年前に発生した「マウントゴックス事件」という世界的大事件のこと。
そしてその事件については、まだ決着がついていないそう。
まずは業界者全員で協力して事件にケリを付けることで、人々の信頼を取り戻し、「仮想通貨」というものが更に世間に浸透していくことになるだろうと。
そして、マイナスの部分をどんどん改善して仮想通貨をより良いものへと変えていこう。
仮想通貨の一種であるビットコイン財団の会長さんというだけあり、「仮想通貨業界全体の活性化」についてのお話を熱く語られていました。
LINE株式会社/室山真一郎さん
日本人なら誰もが使っているであろうアプリケーション「LINE」の執行役員、室山さんも登壇されていましたよ!
ここでのお話は、主にLINE株式会社の今後のサービスについてのお話。
私あまり気にしてなったのですが、LINEではメッセージ機能の他に様々なサービスがあるの知ってました?
保険、送金、ポイント、スマート投資などなど。
日本でもユーザー接点No.1という強みを生かした上で、沢山の事業展開しているとのこと。
そして、LINE Payに関してはすでに3000万人ほどユーザーがおり、JCBとの提携に加えVISAも新たに提携完了したということです。
今後は大きく金融業界が変わる。
日本はかなり出遅れていますが、LINEならではのユーザーとの接点という強みを生かし、LINEトークンエコノミー(仮想通貨の一種)で仮想通貨の世界を変えていく、ということを話していました。
ブロックチェーン×サービス
「ブロックチェーン技術に何かしらのサービスを掛け合わせた商品」を出典する企業が沢山集まったイベントということで、私が気になったものをいくつか紹介していくと
- 仮想通貨を使用して高級車が購入できる
- ブロックチェーン技術を生かしたハッキング不可能で安全な送金システム
- 顔認証システム
- スマートフォンに仮想通貨をすぐに使えるウォレット搭載
など。
これからも多くの企業がブロックチェーン技術を使った商品を展開していくんでしょうね!
今後の世の中が、より便利な技術で溢れていくことは間違いありません。
その中でも特化した素晴らしいサービスを提供した企業や、先見の目を持って早めに行動に移した企業が成功を納めていくのだろうと感じずにはいられませんでした。
ブロックチェーンや仮想通貨というものが、世間に浸透してから行動に移すのでは確実に遅れをとってしまいます。
そしてそれは、私たち一般人にも言えることなのだと思っています。
なんせ、ブロックチェーン技術はインターネット並みの技術革新ですからね!
まとめ
最後に、今回紹介したことをまとめていきましょう。
ブロックチェーンとは
履歴が残る
誰でも見れる(監視が可能)
改ざんができない
という3つの特徴を持った技術のこと。
ブロックチェーンカンファレンスは、この技術についての情報交換やブロックチェーンに何らかのサービスを掛け合わせた商品を見ることのできる大きなイベントです。
ビットコイン財団の会長であるブロックピアーズさんや、LINE株式会社の執行役員である室山さんも登壇され、仮想通貨の今後の展望について話されました。
インターネットの次に革命を起こすのではないかと言われている画期的な技術力、「ブロックチェーン」。
今後どのような形で、サービスとして世間に浸透していくのか。
目が離せませんね!